日本炒飯協会のぺーいちがゆく!昔ながらの食堂と町中華を求めて!

「炒飯で人類を腹一杯幸せにする」をスローガンに掲げている日本炒飯協会町中華合力部統括部長のぺーいちです。2019年から協会にジョインし、炒民として小さく活動しています。このコロナ禍で、ブログ活動もしばらく自粛しておりましたが、2022年からは日本炒飯協会を中心に活動を再開いたします。 ただし、当初目的としていた「町中華」に対する想いも強いため、チャーハン縛りにならない情報もアップをしていくと思います。とにかくいろんな形で表現していこうかと思いますのでご支援のほどよろしくお願いしまーす。

【Vol3】下町の雰囲気が残る北千住 永楽

5月20日に訪問した店のこと。ちょっと前のことだけど記録に残したいと思った。

理由は最後に書いておく。。

 

 

 

北千住は東口から学園通り旭町商店街を抜け、昔ながらの民家が並ぶ住宅街を通り

河川敷に向かって歩くこと15分。

 

前に一度、お店の前を車で通りかかった時

気になっていたお店 中華料理 永楽に入って見た。

 

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ご近所の常連(おばあちゃんや子連れのファミリー、建築関係のおっちゃん)が多くよそ者はきっと僕だけなのかもしれないという雰囲気。

 

口コミもろくにないし、本当に近所の住人しか来店しない様なちっちゃなお店。

店に入ると結構なご年配のお母さんとその息子さんの二人できりもみしている様だ。

この日は12時を回る頃だったが結構天候もよく、席もほぼ埋まっていた。

周りを見渡すと大半の客が冷やし中華を注文していた。

 

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この季節には少し早いと思ったこととメニュー表には一切冷やし中華の記載がない。

まぁ常連さんが食べるものなのだろう。

私は初訪問だったため少し躊躇しながらも650円のチャーハンを注文していた。

 

雰囲気は本当に昭和だ。

店の前をゆっくりと猫が通りすぎるのを眺めながらチャーハンを待つ。

隣の席のおばちゃん客2人はおかみと友達か?客の注文やら配膳を手伝いながら日常会話をしていた。なんか本当に緊張感ゼロの空間だった。

 

そんなシーンをぼーっと観察しながら、

自分もほぼアタマ空っぽの状態でチャーハンを待っていた。

そうこうしているうちに自分のチャーハンはなぜか隣客のおばちゃんが配膳してくれた笑

 

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見るからにうまそうだ。

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実際に食べても、普通に美味しい。本当に普通の炒飯だけど

雰囲気に飲まれ3割増しの美味しさを体験できた。

 

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最高の一杯だった。。

 

感想としてもちろんチャーハンは美味しかった。

だが、チャーハンが第一の目的ではないことを、決して忘れてはいけない。

 

何と言っても北千住駅からお店、そしてその後の河川敷までの流れを十分に楽しむことがどれほど平和で至福の時間だったことか。

その一連の行動全てが一番の印象に残ったところなのかもしれない。

 

 

 

・・・そして、この1ヶ月後。

再びこの辺りを散策することがあって6月16日に再度店の前を通りかかったのですが、しばらくお休みという札がシャッター越しにかかっていた。

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もう少し近づいて見たら。。。

 

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「もやし休み」??

どういうことかな?とにかくしばらくおやすみとのことで

おかみに何かあったのかな?家族経営で

単純に「しばらくお休みします」という札が書いてあると

いろいろと考えさせられてしまう今日この頃だったのでどうしても記録に残したいなと思った。。