日本炒飯協会のぺーいちがゆく!昔ながらの食堂と町中華を求めて!

「炒飯で人類を腹一杯幸せにする」をスローガンに掲げている日本炒飯協会町中華合力部統括部長のぺーいちです。2019年から協会にジョインし、炒民として小さく活動しています。このコロナ禍で、ブログ活動もしばらく自粛しておりましたが、2022年からは日本炒飯協会を中心に活動を再開いたします。 ただし、当初目的としていた「町中華」に対する想いも強いため、チャーハン縛りにならない情報もアップをしていくと思います。とにかくいろんな形で表現していこうかと思いますのでご支援のほどよろしくお願いしまーす。

有楽町の古き良き食事処 いわさきで今年の一皿を食す vol.10

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今年の一皿は鯖 サバ さば…

 

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©️ぐるなび

 

と言う事で久々に会社近くの 食事処 いわさき

で昼メシを食べた。

 

この店ではよくメンチカツ定食 650円

たべていたが

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今日は最初から

今年の一皿 鯖塩焼き850円

決め込んで店へ入る。

 

実はここ、

1920年から開業

オリンピックの年で創業約100年を迎えるらしい。


恐らく、今は亡き僕の爺ちゃんが銀座の活版所に勤めていた頃からその界隈にあった店だろう。もしかして通っていた可能性もある。

と、ちょっとお店の歴史を調べてみたところ、

大正時代、現在「日の基」がある場所で

24時間営業のおでん屋として創業。

日本で初めて誕生したガード下の飲食店らしい。

 

創業1920年!日本初ガード下飲食店の名物裏メニュー『ワカレ』に舌鼓「お食事処 いわさき」 | 有楽町.today

 

よく、うちの爺ちゃんは銀座界隈で飲み歩き、給料袋を忘れて帰ると言う事を何度かやらかしたらしく、伯父が良く会社まで給料袋を受け取りに行ったと言う昔話を聞かされた事を思い出した😭

なので恐らくいわさきにもお世話になったに

違いないと勝手に想像した。

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そして終戦後、現在の路地の一角に移転し、

お食事処としてリスタートさせ2代目を経て、

今のご主人3代目が受け継いだ大衆食堂らしい。

 

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まさに、有楽町にある大衆食堂の

3代目 J Soul Brothersと言っても過言ではない🤪

せっせと調理している赤いニット帽をかぶるお爺ちゃん。

 

今日も常連さんが沢山訪れていた。

1時過ぎても席はいっぱい。

テーブル席で相席につく。

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欲張りにも

鯖塩焼き 850円

ご飯大盛り+100円

目玉焼き350円

を注文したw

 

厨房とホールをつなぐ入口の横に、昼用夜用のオレンジ色したビニールポーチ(薬入れ)がカレンダーの様にかかっていた。それとあわせて慈恵医大の次回の予約票もむき出しにかかっていたw

(僕も通院しているので一目でわかった😂)

恐らく爺ちゃん婆ちゃんどちらかのものであろう。

そこから想像するに、やはりここでも高齢化は深刻な問題を抱えているのかもしれない。

歳をとればガタもくる。いつ体調を崩してもおかしくない年齢だと思う。それでも毎日しっかりお仕事をしていた。その姿に見とれていた。

 

今後、この店はどうなるのか?近所にある慶楽が店をたたむ。同じことを考えてもおかしくないのだ。

ホールを担当する息子夫婦?は継ぐのだろうか?

その辺りも気になるところだ。

 


そんな妄想をしながら、今年の一皿をしばし待つ。

最初に届いたのは目玉焼きとご飯大盛り。

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お米は少し水が多かったのか?まぁそれもご愛嬌。

それも含めて店のライブ感を味わう事が、歴史あるこの店ならではの流れなのだ。

その後、遅れて鯖塩焼きがやってくる。

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旨い。実家に帰ってきた様だ。

この雰囲気と味わい

しめて税込 1,300円。

交通費を出して実家に帰ったつもりで、

今日も満足し午後の業務へと気持ちを切り替えていくのであった。

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ご馳走さまでした★

 


この店も守り続けたい名店。

ぜひ、今年の一皿をこちらで食してみて。