ぺーいちがゆく!昔ながらの食堂と町中華を求めて!

最近、閉店するお店の情報を聞くたびに切なくなる、そんな今日この頃。自分の記憶に残しておきたい関東近郊を中心に行ったお店の記録を残していきます。これまではinstagram中心に活動してきた私ですが、そこだけでは物足りなくなってきたので、2018年から不定期でマイペースにアップしていこうかと思っています。決してグルメ情報というにはおこがましいかも知れませんが、いろんな形で表現していこうかと思いますのでご支援のほどよろしくお願いしまーす

桐生屋@三ノ輪の小さな商店街で今年いちばんの餃子をいただきました★ vol.11

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今日は久々に元同僚と谷根千デート。

男同士、たわいもない会話をすることのできる唯一の仲。彼は日暮里に住んでおり、この界隈にかなり詳しい。そんな彼がおすすめするお店に訪ねてみた。

 

待ち合わせ場所は都電荒川線 三ノ輪駅

線路に面した商店街のジョイフル 三ノ輪 に向かう。

 

昔ながらの昭和な佇まいが残る商店街。

この通りは、多くのメディアでもよく取り上げられているがそれほど観光地化されていない場所でもある。

 

何度か仕事帰りに立ち寄った時は大半のお店がシャッターを閉じていたが、この日は昼どきの訪問ともあって、どの店もやっていた。

近所のお年寄りが買い物をしにやってくる。

ゆっくりとした生活感丸出しの日常が、そこに溢れていた。

 

なぜ、この街は観光地化されていないのか?ちょっと外れた谷根千に入れば観光客でごった返すが、ここはそうではないのだ。

 

それは恐らく生活圏区域と言うことが考えられる。

荒川区周辺は昭和バブル時期に住宅地が増え、今では老朽化した家屋が多くそのままになっているケースがある。それは下町全体に言えることだが。

その老朽化した戸建層がそのままの状態で残ったことと、その家族の子ども達たちも家を継ぐことなく実家を出て独立していくことで老朽化した家と年寄りだけが取り残されたのではと考えられる。

この商店街もまさにその状態が残ったままで生活圏として利用されているが、故に日曜も休まず営業している店が多いのだと考えられる。

 

そんなことはさておきだ。

 

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メディアに紹介された店の中でもオオムラのパンは有名だ。

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その近くには砂場(蕎麦屋)もある。

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昔ながらの八百屋 藤野青果店は独特。f:id:imount69:20181209232339j:image

今ではあまり見かけないぬか漬けを

もろにお店の前に出して販売する。

ヌカの匂いがプンプンして、これもまた懐かしい。

 

そして、今日の行きたい店は餃子の店だが・・・

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こちらは、以前テレビで立川志らくがおすすめする店として紹介していたが・・・今回はそちらではない。

 

三ノ輪商店街にある桐生屋

そのさらに先を少し歩くと、友人は立ち止まりここだと指をさした。

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それがココ。桐生屋。

看板もなく、店の横には椅子が置いてある。 

酒の持ち込みが可能なイートインもできる餃子専用店だ。 

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注文はひとつからOK!

1つ当たり40円で販売している。

 

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姉妹で週2回の交代制勤務

創業45年。実は このジョイフル三ノ輪にやってきたのは30年ほど前だが、それまでは文京区は動坂で15年ほどやっていて引っ越してきたとのこと。
今は亡き先代のお母さんがやってたお店を、2代目として姉と妹が継いでる様だ。
週二回の交代制で木金は姉が横浜から、土日は妹が松戸からとわざわざこの店まで通っている。

この店は近所の常連さんと先代のお母さんの希望もあり、ボランティア的な形で営業を続けてきた。

そもそも利益を考えず、お客さんのためだけに続いているように感じた。

昼飯と電車賃くらいの儲けしか出ないという。

食材は国産を使い野菜が高くても値段をあげていない。正直野菜が高騰することで更に経営も厳しいと漏らす。

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ご近所さんの交流の場でもあり、

続けて欲しいとの求められる地元の声があるから続けられるのか?

妹さんは67歳で姉さんはその2つ上。

妹さんとうちの母親は同じ年だった。

いつまで続けられるかもわからないと呟く。

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熱々だが、皮は薄めでだけどしっかりした焼き加減。

何一つ無駄のない優しい味。何個でも食べられる。

餃子部門では、今年1番の味だった。

12時ちょい過ぎなのに、もう餃子はあれよあれよと言うまに売り切れ。最後にお土産で買おうと思っていたが買えなかった😭

次から次へと訪れる地元の常連さんからも

もっと作ってよ!!との声も飛び出す。

苦笑いをする妹さん。そして、買えなかったがたまたま通りかかった常連客(おばちゃん)との立ち話が始まる。

隣で日本酒片手に餃子をつまむ。

何も考えずに過ごせる、気の使わないものすごく居心地の良い空間だった。
 

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この餃子50個近く買い込むお爺ちゃん客がいたりと

三ノ輪界隈に住む家庭の味はこの店でも支えられているんだとなと感じた。

 

営業日は、木曜〜日曜

朝は7時頃から仕込みで9時頃に店を開く

閉店は売り切れまでとかなり気まぐれだが
そんなゆっくりした営業方法が下町の土台となっているに違いない。