雰囲気がぷんぷんの佇まいに通り過ぎる人は足をとめてみてしまう店ってありますよね。
https://diamond.jp/articles/-/133599
これをみればわかる様に、
人気の町中華店がこの6月をもって閉店となる。
創業54年。東京オリンピックの翌年。それを知るとなんか意図的な様にも見えるがご主人が考える体力の限界と区切りをつける良いタイミングだったのだろう。
ただ、この54年もの間頑張り続けた名店に「お疲れ様」を言いたい。
こういう話を実際に聞いたり見たり感じたりすると、僕もけっこう年を取ったんだなと。20年位前はそんなに興味すらなかった、そこらへんにある店が、これほども愛おしく感じるとは。。
この日は、閉店2日前。息子さんが接客を担当し、老夫婦二人が料理を担当する。
閉店情報を知っている客であふれているがため、雰囲気はさながら町中華博物館の様だ。
一つ一つの書かれた言葉に重みを感じながら、ゆっくりとその店の雰囲気を、ただただ感じ取る。
最後のチャーハンと、餃子を堪能した。
良い店であっても、いつかは終わりが訪れる。
この様な町中華が消えていく事にもどかしさを感じるがどうすることもできない。自然の摂理なのだ。
長い間、本当におつかれさまでした。