日本炒飯協会のぺーいちがゆく!昔ながらの食堂と町中華を求めて!

「炒飯で人類を腹一杯幸せにする」をスローガンに掲げている日本炒飯協会町中華合力部統括部長のぺーいちです。2019年から協会にジョインし、炒民として小さく活動しています。このコロナ禍で、ブログ活動もしばらく自粛しておりましたが、2022年からは日本炒飯協会を中心に活動を再開いたします。 ただし、当初目的としていた「町中華」に対する想いも強いため、チャーハン縛りにならない情報もアップをしていくと思います。とにかくいろんな形で表現していこうかと思いますのでご支援のほどよろしくお願いしまーす。

チャーハンの1年だった令和元年を振り返る


気がつけば、1年が終わる。本当に早いものだ。
それにしても、今年1年はチャーハンの年だったと振り返る。
(それほどチャーハン歴は長くはないのですが)


チャーハンとの出会い

僕が昔からよく食べているチャーハンは
東武線沿線を中心に展開している
チェーン店 珍来のチャーハンだった。
珍来とはかれこれ僕が大学生だった約20年前からの付き合いになる。
餃子とチャーハンの組み合わせは僕にとって最高の組み合わせだった。それ以外のチャーハンといえば、新福菜館と銀座 悟空のチャーハンが好きでよく通っていた。


そんなどこにでもいそうな一般人がいつしか(知人だけには?)チャーハン馬鹿と言われる様になっていた。
※馬鹿だと言われたアカウント
https://www.instagram.com/pepey5069/




チャーハン馬鹿だと言われたキッカケは単純だった

僕のインスタ投稿でチャーハンの反応だけが
異様によかったのだった。
2017年を振り返ると「ぺーいちはチャーハンが好きな人だ」ってことに勝手になっているらしい。。

それならそっちに振り切ってみようか!?
という浅はかな理由で2018年から真剣にチャーハンとの交際を開始した。


以前から
マツコの知らない世界で「苅部山本さんが板橋チャーハンでシットリを提唱!」というテレビの情報を観ていたけれど「シットリもパラパラも関係ないんじゃねぇ!?」って心の中では思っててあまりその観点にはこだわっていなかった。
純粋に美味いチャーハンは口に入れた瞬間にわかるんじゃい!って思ってた。
チャーハン理論よりも町中華文化そのものについて景況を鳴らす町中華探検隊のスタイルの方が自分には当てはまっている様に感じた。



だがしかし!


「チャーハンは同じでも作り手によって大きく違う」と次第にチャーハンについてこだわりを持ち始めた。
しかも中華以外に食堂や食事処など様々な歴史深いチャーハン文化がそこには眠っていることにも気づくことができた。
次第にチャーハンを主目的とした店選びをし渡り歩く様になっていた。そして、チャーハン理論を提唱する理由も少しずつわかってきた。

どういうものが「シットリで美味い」とか「パラパラで美味い」とか
何わけのわからんこと言っているのか?
と最初は思っていたけれどそれらの傾向を
掘り下げてみたくなったのだ。



結論から示すと以下のイメージになるのかもしれない。

チャーハンマトリクス図
チャーハンマトリクス図

あくまでも自ら足を運んで調べた結果なのでこれが正解では無いと思っている。
町中華の定義と同様、答えが出せないことではあるけどなんとなくでもマトリクス図に落としんで見たらこんな形になった。

考察:自分なりにまとめると

  • パラパラを好む人は大陸系中華を好む
  • パラパラのチャーハンは高級店などによく存在するがなかなか最高なパラパラに出会えないのが事実
  • シットリを好む人は町中華系を好む

※今回ベチャっとするタイプは対象外としている。


付け加えてお伝えすると
結論、「パラパラが好き」とか「シットリが好き」とかを議論しているのではない!

お店それぞれの味によって
パラパラが美味い場合もあるし
シットリが美味い場合もある。
なので同じチャーハンでも同じものと
捉えずに違うチャーハンとして見るべきだ。

最後に

自分の好みに合わせてチャーハンを食べるべきなんだと思う。

結局のところ、「炒飯」と言うのは一つのソウルフード的に捉えてもおかしくないと思う。

ヤキメシとチャーハンの違いのように
各地、各国に根付く食べ方があるのだから
どれを好むのかは育ちによっても異なると思うし
家飯で親に作ってもらうチャーハンを好きな人は
「シットリ」系を好む傾向が高いのだと個人的には考えた。

僕は自分で作るのも好きだから「シットリ派」寄りではあるが、
正直究極の美味いパラパラに出会えていないだけなのかもしれない。
本格的なチャーハンを食べると、結論「パラパラ」の方が美味しいんだと思う。


東北エリアや北海道、その他のエリアも巡っていないエリアが多いので
今後も炒飯巡礼の旅は続けていきたい。


そんなわけで、今年は本当に多くの飲食店の方々にはお世話になりました。

安易な思いつきから始まった巡礼ですが
引き続き巡礼の旅は続けていきたいのでよろしくお願いいたします。