夜の市原市姉ヶ崎。
以前から食べたいと思っていた竹岡ラーメン。その中でも気になっていた店、天一に行ってきた。
天一と言っても天下一品ではありません。
この日はたまたま近くに立ち寄ったので少し早く、夕方に潜入。
17時ちょい過ぎだが、日没は早くあたりは真っ暗。そして、やはり街はずれの店だけあって街灯が少ない。
駐車場は店の横に4台分、裏にも2台分の駐車スペースを確保している。この日はたまたま車で立ち寄ったが、駐車場はほぼ満車。ひっきりなしに客は入る。
ひっきりなしに客は入るが、行列が出来るほどではないのがいい。できるだけ並ばずに食べたい。
それにしても、あまり馴染みのない竹岡式。千葉県民ならあちこちにお店があるのでご存知の方も多いと思いますが。
竹岡ラーメンとは…
千葉県富津市竹岡の内房周辺で作られているご当地ラーメン。竹岡ラーメンの特徴は作り方にある。発祥は梅乃家。梅乃家は乾麺を使用するのだが、天一は生麺を使用。
味の決め手となる焼豚は、富津産の特注醤油でしっかり味を染み込ませたものでダシは一切とらず、焼豚の煮汁をそのまま熱湯と合わせればスープを作るという斬新かつシンプルなラーメン。
醤油ダレにはしっかりと肉のうま味が溶け込んでおり、湯を加えることで見た目は濃いがまろやかな味のスープとなる。薬味には刻み玉葱とメンマが調和して美味さを引き立てる。
さて、大した事なかれと思いきやこれがなかなかのもの。いや、久々のスマッシュヒット!焼豚の煮汁を醤油で薄めただけなのに麺に絡んで抜群に旨い!!
メンマがまたアクセントになって昔ながらの味を引き立ててくれる。メンマトッピングマシしておけば良かった…また、このラーメンに餃子が合うこと。この美味さでもあくまで脇役に徹するあたりが実にいい。
ラーメンに餃子と来たら、チャーハンをつけなくてどうする。と言う事でラーメンのスープを飲みながら半チャーハンをほうばる。このチャーハンもシンプルで飽きのこない仕上がり。いちいち紅生姜がチャーハンとの旨味を引き立てている。
ヤバい。美味い。旨い。。しばらく無言。そしてこの美味さ、3分の1の純情な感情を噛みしめる。
マジシャムシェイド。
噂になる理由がわかりました。
ご馳走さまでした★