日本炒飯協会のぺーいちがゆく!昔ながらの食堂と町中華を求めて!

「炒飯で人類を腹一杯幸せにする」をスローガンに掲げている日本炒飯協会町中華合力部統括部長のぺーいちです。2019年から協会にジョインし、炒民として小さく活動しています。このコロナ禍で、ブログ活動もしばらく自粛しておりましたが、2022年からは日本炒飯協会を中心に活動を再開いたします。 ただし、当初目的としていた「町中華」に対する想いも強いため、チャーハン縛りにならない情報もアップをしていくと思います。とにかくいろんな形で表現していこうかと思いますのでご支援のほどよろしくお願いしまーす。

【Vol5】下仁田名物タンメンはとてつもなくホッコリする老夫婦で作られた昭和感溢れる懐かしの味だった

どうもご無沙汰です。

 

気持ちのいいお出かけ日和の3連休でしたが皆さんはどんな週末をお過ごしされたでしょうか。私は人里離れた群馬県甘楽郡下仁田町に行ってきました。

 

下仁田名物と言えば

下仁田ネギ、こんにゃく。

そしてかつ丼推し!?らしいのですが

僕の目的は、前から気になっていた

孤独のグルメ」でも紹介されたお店

一番 です(・∀・)!

 

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12時半過ぎの少し遅めに店前に到着。たまたますぐに入ることができたが店の中は満席だった。

※帰るときは外に5人ほどの行列ができていた

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そんな人気のお店でおすすめの品を食べてきた!

 

 

と、その前にまずはお店の方々を紹介したい。

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左にいるのがご主人で餃子担当。

右手前にいるのが女将でタンメン・炒飯・鍋担当。

奥にいるのが若旦那!?で焼肉と接客担当。

それぞれの役割は決まっている様だ。

若旦那はここの孫娘の旦那さんに当たるのか?

2年前からここの街にやってきたらしく出身は川崎との事だった。たまたまそんな客との会話を盗み聞きしながらww料理を待つ。

 

 

 

まずはじめに到着したのはご主人担当の餃子だ。

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全てイチからつくる餃子の味は最高

一言に尽きる。具材も皮もすべて手作りだ。


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餃子を食べているとタンメンが到着。

あっさりとした味わい。麺は太麺。シャキシャキの野菜とスープがこの太麺に良く絡み食欲を増進させる。餃子をたべる。麺をすする。餃子をたべる。麺をすする。の繰り返しがとまらない。

 

最後に到着したのが焼肉丼。

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若旦那が焼いてる肉の上からおばあちゃんがタレをどかっとフライパンに注ぐ。

ジュワッと一煮立ちさせたら完成だが、

この焼肉丼は、非常に柔らかくて米との相性もバッチリ。焼肉のタレが染み込んだ米と柔らかな肉で漕ぎ出した箸が止まらない。


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焼肉丼に着いてくる味噌汁もまた薄味なのがいい。

 

とまぁメディアでも取り上げられるこの店の良さ。

何が良いかってのは人それぞれだが

普段から食べている街の中華屋とはまた違うのだ。

味や店の雰囲気がいつにもなく家庭的だと言うところにあった。それは、この老夫婦の料理だからなのか?

よくあるラード多目・味濃い目のイケイケな感じは、そこにはないのだ。

化学調味料は入ってないわけじゃないがよりおふくろの味を感じさせてくれた

そんな優しさがあったからか?

ふと、食べている最中に20年前に味わったあの懐かしさを思い出したのだろう。

 

 

…僕はおばあちゃん子だった。

20年以上も前に作ってくれたおばあちゃんの味によく似ていた。

ある時、炒飯を作ってると、最近鍋が重たくて肩が上がらないから手伝ってくれと。まだ未成年だった頃から鍋を振る手伝いだけはしていたけれど、今回、カウンター越しで目の前におばあちゃんが淡々と鍋を振っていた。何一つ嫌な顔もせず。

そして餃子の皮から一つ一つ作り上げるおじいちゃんの姿も拝める。

もうそれだけでこの店に来た価値を感じさせてくれた。

忘れかけていた、何かを思い出させてくれた。

感動が止まらなかった。

わざわざ遠くから来た甲斐があった。

 

また、この店に来ても元気な姿を見られる事を願ってる。

 

 

ご馳走さまでした★

 

⬇︎孤独のグルメ公式サイトからも情報が見られるよ★

http://www.tv-tokyo.co.jp/kodokunogurume/smp/70405.html