日本炒飯協会のぺーいちがゆく!昔ながらの食堂と町中華を求めて!

「炒飯で人類を腹一杯幸せにする」をスローガンに掲げている日本炒飯協会町中華合力部統括部長のぺーいちです。2019年から協会にジョインし、炒民として小さく活動しています。このコロナ禍で、ブログ活動もしばらく自粛しておりましたが、2022年からは日本炒飯協会を中心に活動を再開いたします。 ただし、当初目的としていた「町中華」に対する想いも強いため、チャーハン縛りにならない情報もアップをしていくと思います。とにかくいろんな形で表現していこうかと思いますのでご支援のほどよろしくお願いしまーす。

【閉店】入船の萬金さんも店をたたむそうです… vol.13

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新富町駅から徒歩1分くらいのところにある萬金。

フォロワーさん(https://www.instagram.com/menrui_nado

がここの閉店情報をPostしたので気がついた。

昔勤めていた会社の近くで何度か行った覚えがある。

 

今思い返せばどんな店だったっけか?

らーめんと餃子を食べたことあるが、それ以外のメニューを食べたこと記憶がなかった。

あいまいみーな印象しか残ってはいなかったがそれくらいの店であっても記憶のどっかには残っていた。

人の記憶に残る。人に印象を与える。

どんな状況であれ、記憶に残らないものはその人にとってそれだけの存在。

フォロワーさんの度重なる萬金への情熱と昔行ったことのある、あの時の記憶や思い出。約20年前…

 

いろいろ考えるたびに、どうしても行きたくなってきて、気がついたらお店の前に立っていた。

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中を覗くと満席だ。

どんな形であれ、情報社会によって、人は心を動かされる。私もその1人、薄っぺらな人間。でも、それの何が悪い。それによりお店は潤い、そして活気が生まれる。単にネットという情報社会に変わっただけだ。

まぁそんな事はどうでもいい。

 

とりあえず店に入ると、ちょうど空いた奥のカウンター席に通された。

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座った目の前にはメニュー表はない。

こんな張り紙がある。

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あぁ、噂はほんとだった。と思いながら

注文を聞いてくるまでの間、メニュー表が見えないカウンター席から、何を選ぼうかとしばらくボーッとしてると、後から入ってきた客に追い越される。あまり考えずに隣が頼むタイミングで、僕も同じの!と、ポークソテーを注文した。

 

しばらく待つ間、店の雰囲気を楽しむ。

単にボーッと厨房を眺めたり、となりの食べてる生姜焼きうまそうだなぁとか思いながら、頭空っぽにしてご飯を待つ。待てと言われてジッとよだれを垂らしながら待つ、バカ犬のように。

 

そして、それは目の前に届く。
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ポークソテー 900円

 

久々のこの店の味だ。こんな味だったのか。

旨いなぁ。普通だけどw旨い。

インスタ映えなどどうでもいい。

とにかく無我夢中にしっかりと醤油ベースの染み込んだポークソテーがご飯とよく合う。

特別旨いわけじゃないけど、この雰囲気の中でポークソテーを食べられる喜びを噛み締める。

 


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もうお皿には何も残っいないが

記憶に残るような存在だった。

そして、僕も人の記憶に残る存在となるであろう。

 

いろんな事を思い出させてくれてありがとう。

そして、本当に長い間、お疲れ様でした。