大松食堂という昔ながらの食堂に伺いました。
ここは度々訪れますが、とにかく魚料理が旨いんです。
津田沼や習志野から近いですが最寄駅からは若干遠いので私はいつも車で向かいます。
この店は、特に焼煮魚が中心でナマモノは置いてありません。しかし、焼煮魚なら千葉卸売市場で食べるより断然旨いと思ってます。
そして、ここへ来たなら黙って看板メニューを注文するのがセオリーかと思う。と言うわけで看板メニューの布陣を拝見!!
お!?入店が11時10分頃だったのですが
既に2つのメニューがひっくり返っている。。
開店は10時半と少し早めだが、その間にもう2つのメニューが無くなったと言える。
そう。この店のメニューはすぐに無くなるのも特徴的なのだ。看板在庫が極端に少ないのだろう。
我々が入店した時は誰もいなかったので一番客ではなかったが我々が注文をした後に客が入り始めてきた。
ちなみに注文したのは
焼魚ホッケの開き定食 900円
煮魚アカウオ定食 900円
オーダーしたらすぐにホッケ定食メニューをひっくり返した(笑)
まぁそんなことでとりあえず店の入り口横にある漫画を読みながらしばらく待つ。
今年に入ってから以下の張り紙が貼られていました。やはり様々な料理を作るのは大変の様です。高い仕入れの割に儲けに繋がりにくい。でも、お客様の事を考えて様々なメニューを出してくる。※ご主人の代わりにお伝えしておきます。
先に話した様に在庫が極端に少ない理由が伺える。
人気とはいえ行列店まででは無いため、そこまで大量には仕入れをしないのだろう。
旨いものをなるべく安い状態で維持し続けたい。常連客の期待に出来る限り応えてたいと言う表れだ。メニューの多さ故に仕入れ値の上昇はどの飲食店も同じ悩みを抱えているのだ。
古き良き店は絶やしたくない。これは自己満足でもあるのかもしれないが、数十年前に食べた味・雰囲気などは後世にも残したい。日本の高度成長期から頑張り続けてきた店、その土地で愛されている店のサポーターでありたい。
そんなことを考えながら料理を待つこと数分。ホッケとアカウオの煮付がやってくる。
本当にこの店は旨い。
ぷりぷりの身がぎっしりと詰まったアカウオが程よく染み込んだ煮汁と合間って抜群にご飯をかきこむスピードを加速させていく。また魚が染み込んだ煮汁だけが最後に残ってもご飯おかわりが出来る。と言うかおかわりしてしまう。。
煮魚だとふりかけやお新香などの存在価値が低くなってしまい3杯目のおかわり無くして完食ができないのだ。
結果、痩せるはずもない。40過ぎでご飯3杯目も食べるパワーをどこで消費しているのか・・・本当に残念としか言いようがないがそれだけご飯がススムくんなのである。
ここは、まだまだ続いてほしい一般庶民の憩いの食堂と言える。
目の前に4〜6台分の専用駐車場があるので車でも気軽に立ち寄れる。
近くにお越しの際は、ぜひお立ち寄りいただきたい。